シャンパーニュ大臣、ビジネス拡大のための日本訪問を終える
ニュースリリース
一週間の訪日で新たなパートナーシップの機会を開拓
2022年7月8日
東京発
イノベーション・科学・産業大臣のフランソワ=フィリップ・シャンパーニュは本日、訪日の日程を終えました。日本滞在中、大臣は主要産業の経営者と会い、高い信頼性と安定性を備えたカナダの魅力を伝えて投資の促進を図りました。
シャンパーニュ大臣は東京、名古屋、大阪を訪れてスバル社長、ホンダ会長、トヨタと日産の経営幹部をはじめとする自動車産業、製造業、技術産業のリーダーと会談し、またパナソニック エナジーCEO、日立エナジーCEO、三菱重工会長などとも会いました。これらの会談で大臣は、現在の地政学および経済情勢の中でグリーンで安定したサプライチェーンに目を向ける企業にとって、カナダが最適なサプライヤーであることに焦点を当てて説明しました。
東京でシャンパーニュ大臣は萩生田光一経済産業大臣と会談し、新技術によってイノベーションを推し進め、気候問題に関するグローバル目標の達成を目指す二国間および多国間の協力について意見交換を行いました。大臣はさらに、インド太平洋地域において日本と連携してルールに基づく経済秩序を推進していくというカナダの方針を改めて強調しました。
シャンパーニュ大臣は一週間にわたる日程の締め括りとして経済団体連合会と懇談し、EV車用バッテリーのサプライチェーン構築などによって2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを達成するというカナダの目標について説明しました。大臣はさらに、日本企業がカナダを通じて北米市場にアクセスできるようになる「環太平洋パートナーシップ協定に関する包括的及び先進的な協定 (CPTPP)」を踏まえた新たなビジネス機会について述べました。
コメント
「今回の日本訪問は、カナダがビジネスと投資をする上で世界で最も優れた場所のひとつであることを伝える素晴らしい機会になりました。カナダは日加が科学と研究における戦略的な連携を強化し、新たなパートナーシップの可能性を追求することによって、グリーン経済がさらに発展し、両国の企業に新たな市場機会がもたらされることを期待しています。私は今後も、各国の担当閣僚や産業界と協力してカナダにより多くの投資を誘致し、高収入の雇用創出と経済成長を促進していきます」
- イノベーション・科学・産業大臣 フランソワ=フィリップ・シャンパーニュ
関連情報
- カナダ政府は、民間投資を誘致し、産業界および企業と共に、技術革新、成長、雇用創出、変化し続けるグローバル経済における競争力の維持ができるよう取り組んでいる。
- 日本はカナダにとって世界第4位の貿易相手国アジア並びに最大の対外直接投資国で、日本企業の子会社や関連会社600社以上がカナダで事業を展開している。
- 経済協力開発機構(OECD)の最近の報告によると、2021年のカナダへの対外直接投資額は、2020年から158%、2017年から162%それぞれ増加し、米国、中国に次いで世界第3位となっている。
関連資料
- OECD’s FDI in Figures publication (April, 2022)
- Global Partnership on Artificial Intelligence (GPAI)
- Readout: Minister Champagne meets with his Japanese counterpart in Tokyo
- 更新日: