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カナダ艦船「バンクーバー」、「ウィニペグ」が呉に到着

2022年10月20日 - 東京発

在日カナダ大使館

カナダは、朝鮮半島の平和と安定を推進し、包摂的で、持続可能で、回復力を備え、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋を守るために日本とのパートナーシップを強化することを重視しています。これを支援するため、カナダ軍は日本を含むこの地域に多面的かつ長期的で持続可能な派遣を行っています。

2022年10月21日より、カナダ艦船「バンクーバー」と「ウィニペグ」が、今秋のカナダのインド太平洋地域における防衛活動の一環として呉に寄港します。艦船と航空機は2022年11月までこの地域に留まり、「プロジェクション作戦」と「ネオン作戦」を支援します。

呉での寄港中、カナダ軍は日本の防衛担当者や関係者と交流し、メディア向けの取材会などを通じて協力と友好を促進します。この総合的なプログラムには、長距離哨戒機CP-140「オーロラ」の日本への派遣が含まれます。   

カナダと日本は、大規模かつ拡大を続ける防衛分野でのつながりに支えられた、長年にわたる関係を築いています。2022年10月11日、カナダのメラニー・ジョリー外務大臣と林芳正外務大臣が会談し、情報保護協定に関する交渉の開始を発表しました。この協定は、情報共有を円滑化し、防衛装備品の調達を支援し、カナダ軍と自衛隊の相互運用性の向上を通じて日加の戦略的パートナーシップを深化させるものです。

「ネオン作戦」では、カナダは日本と共に、北朝鮮による海上での制裁違反に対処する多国籍活動のパートナーとして尽力しています。作戦行動には、この地域におけるカナダ空軍の海洋監視機とカナダ海軍のフリゲート艦の活動が含まれます。

コメント

「カナダは、強固で拡大を続ける日本との防衛関係を非常に重視しています。日本はインド太平洋地域の重要なパートナーであり、私たちは日本がこの地域全体の平和、安定、繁栄に重要な役割を果たしていることを十分理解しています」

駐日カナダ大使 イアン G. マッケイ

「カナダ艦船『バンクーバー』の『ネオン作戦』における活動と、この任務での日本で2港目となる呉への寄港は、インド太平洋地域の平和と安全を推進するために日本をはじめ同志国と協力していくというカナダの強い姿勢を示すものです。私たちは、カナダ艦船として『ウィニペグ』と共に新型コロナウイルスのパンデミックが起きて以来初めて日本の基地を再訪し、海上自衛隊との緊密な関係をさらに強化する機会に大いに期待しています」

カナダ艦船「バンクーバー」艦長 ケビン・ホワイトサイド海軍中佐

「カナダ艦船『ウィニペグ』は、環太平洋合同演習(RIMPAC)と『プロジェクション作戦』で海上自衛隊と協力する機会を得ました。本艦はカナダ軍のフリゲート艦として初めて、日本のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」と海上で補給活動を行い、私たちは呉での寄港中にこの関係と相互運用性をさらに強化できると期待しています。私たちのモットーである『多くの力をひとつに』のとおり、『ウィニペグ』は今後もカナダの同盟国やパートナーとの関係を強化し、世界の平和と安全へのカナダの貢献を支援していきます」 

カナダ艦船「ウィニペグ」艦長 アニック・フォーティン海軍中佐

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お問い合わせ

カナダ大使館広報部

Tel: 03-5412-6444

メール: tokyo-media@international.gc.ca

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上記は参考のための仮翻訳で、正文は英文および仏文です。

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